ニーハオ!!
台湾在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今回は高雄で自動運転バスに乗って来たときの様子をご紹介したいと思います。
自動運転バス
2017年11月6日〜30日まで、高雄市の「アジアニューベイエリア(亜州新湾区)」で行われている無人自動運転バスの一般試乗体験。
試乗できる時間帯は、月曜から金曜の12時〜13時、16時〜19時、
土日、10時〜12時(要予約)、15時〜19時になっています。
自動運転バスはその名の通り、自動(ドライバーなし)で目的地(各停留所)まで運転してくれるバスのこと。
高雄市は今年(2017年)4月に、自動運転車を開発しているフランスのイージーマイル(EasyMile)と協力覚書を交わし、導入を決めました。
わたしが高雄で自動運転バスを初めて見たのが先月(10月)LRTに乗っている時だったのですが、今年の6月にはすでに自動運転車の試験運転をしていたようです。
案内をしてくれたスタッフの方が「同じバス(EZ10)は日本の千葉にもありますよ」と言っていましたが、どうやら千葉では去年(2016年)期間限定で試験運行していたみたいですね。
今回試乗したバスは8人乗ることができましたが、最大12名(1000kg)までは乗れるように作られているようです。距離は約1キロ、乗車時間は20分くらいでした。
自動運転バスはどこから乗れる?
▲高雄LRT 軟体園区駅(C7)
自動運転バスの乗り場はLRT(ライトレール)の軟体園区駅(C7)、高雄展覧館駅(C8)の間で、どちらの停留所からでも乗ることができます。
▲軟体園区駅(C7)近くの乗り場
高雄LRT 軟体園区駅(C7)の近くに行くと、テントが張ってあるのですぐにバス乗り場だとわかります。
わたしたちは事前に自動運転バスの試乗ができることを知ってきたのですが、一緒に乗った方の中には「会社のお昼休みに外に出たら、何かやってそうだから来てみた」と言うノリの人もいました。
平日はあまり混んでいないので、並ばずに乗るチャンスかもしれません。
いよいよ試乗!!
アンケート用紙に記入したり、スタッフの人と話をしていたら向こうから可愛らしいバスがやってきました!
パイロンで車道の一部区切り、警備員を配置してテスト走行をしています。
LTR(ライトレール)や電気バス(蓮節バス)、電気バイクなど環境に優しい乗り物の普及促進に取り組んでいる高雄の本気度がうかがえますね。
▲自動運転バスが停留所(軽軌C7駅)に到着する時の動画
車内は座席が6席あり乗車店員は最大12名。(試乗は8名まで)
軽軌C7駅(軟体園区駅前)、軟体園区駅(智崴資訊、慶富集團前)、軽軌C8駅(高雄展覧館)の3つの停留所があり、1㎞を約20分かけて走ります。
スピードは最高40㎞出るらしいのですが、調節可能で今回は15㎞に設定しているとスタッフの方が言っていました。
ボタンが低い位置にあるので、子供や車椅子の方でも手を伸ばせば押すことが可能。
▲スロープの耐荷重は350kg
バスの床が低くボタンを押せば自動でスロープが出てくるようになっているので、車椅子の方や小さなお子さんも安心して乗り降りすることができます。
▲車体が小さいので、細い道も余裕で走行することができる。
障害物のある道もぶつかることなく上手に運転していました。
GPSで現在地を測定しながら自動運転をして、人や障害物があると6つあるセンサーが感知し減速や停車をして事故を防ぎます。
軽軌C8駅(高雄展覧館)にいたスタッフの方が、体を張りわざとバスの行く手をふさぐと言うパフォーマンスをしていましたが、急ブレーキをすることなくピタッと停まっていました。
▲85ビルの見える星光水岸公園
バッテリーの充電は10時間必要で、走行可能な時間は冷房が必要な高雄では、約6時間くらいだそうです。
この日は11月上旬でしたが、暑く日差しが強かったので冷房を使用していました。
軽軌C8駅(高雄展覧館)に到着。
一度バスを降り、再度乗り込んで最初に乗った軽軌C7駅(軟体園区駅前)まで送ってもらいました。
まとめ
自動運転バスに乗ってみた感想は、細い道や障害物も難なく走ることができ、苦手な人が運転するより安全なんじゃないかなと思いました。
法律や技術面でもまだまだ問題はあるとは思いますが、自家用車でも自動運転で目的地まで行ける日がくるのもそう遠くないのかもしれませんね。
軽軌C7駅(軟体園区駅前)、軽軌C8駅(高雄展覧館側)
日時:2017年11月6日〜30日
月曜から金曜 12時〜13時、16時〜19時、
土日、10時〜12時(要予約)、15時〜19時
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!