こんにちは!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今日は高雄の定番観光地、駁二芸術特区(ばくにげいじゅつとっく)にある台湾鉄道館をご紹介したいと思います。
哈瑪星台湾鉄道館
▲駁二芸術特区蓬萊B7、B8にある哈瑪星台湾鉄道館
高雄で人気の観光地、駁二芸術特区内にある哈瑪星台湾鉄道館。
他の場所も見所たくさんの駁二芸術特区ですが、今回は台湾鉄道館と2018年3月末にできたKW2棧貳庫を見に行ってきました。
少し前になりますが、駁二芸術特区について書いた記事があるので、興味のある方は関連記事もご覧ください。
館内の様子
▲哈瑪星台湾鉄道館入り口
2016年7月にオープンした台湾初の鉄道博物館「哈瑪星台湾鉄道館」。
こちらは、駁二芸術特区蓬萊B7、B8の2つの倉庫内を見学することができます。
一番の見所は、何と言ってもアジア最大級のHOゲージ(縮尺1/87)ジオラマです。
入場料は現在は149元で、オープン当初は199元くらいしたと思うのですが、少し安くなっていました。
わたしはまだ利用したことがないのですが、愛PASSでさらに安くチケットを購入できるみたいですよ。
また展示だけでなくB7、B8、B9にB10と4つの倉庫の外観を走るミニ電車(哈瑪星駁二線)の受付でもあるので、
駁二芸術特区でミニ電車に乗りたい方は、こちらでチケットを購入しましょう。
▲哈瑪星駁二線のホーム
わたしは以前、大人2人(わたしたちを含めて大人4人)でこちらのミニ電車に乗ったことがあるのですが、まわりの人たちの視線はもちろん、
見ず知らずの観光客から写真を撮られたりして、楽しいけどちょっと恥ずかしい思いをした記憶があります。
第一展示エリア
館内は2つの展示エリアに分かれていて、第一展示室には、蒸気機関車や当時の切符売り場を再現した区画や展示品などがありました。
第二展示エリア
写真では伝わりづらいかもしれませんが、広々とした展示室には、かなり大きなジオラマがあります。
レールの長さは2㎞を超え、ジオラマ内には大きく1から10のゾーンに分かれており、200カ所のスポット(台湾鉄道1083㎞)を再現。
日本統治時代から現在まで、およそ100年に及ぶ台湾鉄道の歴史を見学する事ができます。
▲ゾーン1にある高雄哈瑪星陸海連絡輸送
第二展示室に入ってすぐ左側に高雄港のジオラマがあります。
こちらの鉄道館の名前にもある哈瑪星ですが、名前の由来が公式サイトに載っていました。
「哈瑪星」(ハマセン)は日本語の「濱線(はません)」の発音に由来しています。「濱線」とは元来、日本統治時代に縦断鉄道の最南端に隣接した港の波止場にある倉庫貨物の輸送をするために用いられた鉄道路線のことです。
哈瑪星台灣鐵道館公式サイト 建設過程 100年の時を越え、台湾を縦断
http://hamasen.khm.gov.tw/jp/home03.aspx?ID=$2001&IDK=2&EXEC=D&DATA=2171
高雄ゾーンを見るときに忘れずチェックしていただきたいのは、船のちょうど下あたりをかがむと見える高雄捷運(高雄メトロ)です。
▲ほとんどのお客さんに気づかれることのない高雄メトロのジオラマ
ほとんどのお客さんが気づかずスルーしてしまう場所にありますが、ジオラマを製作した人の遊び心が伝わってきます。
これは鉄道館のスタッフの方ではなく、見学に来ていたお客さんに教えてもらいました。
模型車両も走っています
鉄道館というだけあって、ジオラマ内をいろいろな車両が走っています。
鉄道関係は全然詳しくありませんが、見ているだけでかなり楽しい気分になりました。
近くで見ると良くできていて、細部まで出来るだけこだわって作ったんだろうなというのがわかります。
その他、近くで見ると人が動いたりしていて、大人が見ても楽しい作りになっていて時間が経つのも忘れるほどでした。
▲2階から見たジオラマ
しばらくジオラマを見ていると、だんだん暗くなってきて聞こえてくる音声も変わり、照明も夕方から夜へと変化しまた。
せっかくなので、2階にある展示コーナーも見学してみました。
第二展示室の奥(ゾーン10)の方に行くと、2階に上がる階段があるのでぜひ覗いてみてください。
まとめ
鉄道ファンではなくても楽しめる哈瑪星台湾鉄道館。
考えてみると、ジオラマは小学生の時に区の施設で見た以来で、大人になってじっくりと見学するのは初めてでした。
鉄道館の外にはミニ列車(哈瑪星駁二線)に乗ることができたり、哈瑪星鉄道文化園区にある操車場跡で機関車を見ることもできます。
大人も子供も楽しめるので、高雄観光に来た際はぜひ足を運んでみてください。
哈瑪星台湾鉄道館 | |
住所 | 高雄市鼓山区蓬来路99号(駁二芸術特区蓬萊B7、B8倉庫) |
電話 | 07 521 8900 |
営業時間 | 月〜木曜 10:00-18:00(火曜休)、金〜日曜、休日 10:00-19:00 |
料金 | NTD149(哈瑪星駁二線NTD149) |
公式サイト(日本語) | 哈瑪星台湾鉄道館 |
アクセス | 高雄MRT西子湾駅から徒歩2〜3分。高雄MRT鹽埕埔駅から徒歩5〜6分。 |
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今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!