《台湾高雄グルメ》個室でゆっくり本格日本料理が楽しめるお店「酒田日本料理」




ニーハオ!!

台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。

今日は台湾の高雄でオープンしたばかりの日本料理屋をご紹介したいと思います。

酒田 日本料理(文山店)

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飲食店の激戦区に新たにオープンした酒田

わたしたちが訪れた日はプレオープンだったのですが、普通に入って食事することができました。

台湾ではプレオープンなのに、一般のお客さんも入れるお店が多いんです

お店によってはその期間は10%オフのお店とかもあるんですよ。

実際にお客さんの意見を聞きつつ、人気のないものや味付けなども変えたりして、出すメニューを考えるんですね。

相方が言うには、こういうプレオープンのお店は今ひとつの料理も結構多いみたいで、「正直な感想を言うと喜ばれるよ」と言っていました。

台湾ではプレオープンのことを中国語で試營運Shì yíngyùn/シーインユン)と言うそうです。



店内の様子

プレオープンなので当たり前ですが、店内はすごく綺麗でした。

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日本の旅館やホテルでよくみる○○様御一行みたいな看板(札)は全て埋まっています

個室や奥に大部屋らしき部屋の仕切りがあり、どちらかというと団体客向けのお店の雰囲気です。

板前さんの前にカウンターはあるので、1人で来れなくもないとは思いますが、1人で来ている人はいませんでした。

すでに個室や大部屋は埋まっていて、わたしたちが来てもしばらく気づかれずに、こちらから声をかけました(笑)

店員さんも忙しかったんでしょうね。

台湾(高雄)では忙しいお店などたまにそういうことがあるので、台湾に旅行に来た際に飲食店などで気づかれない場合は、積極的に声をかけたほうがいいですよ。

酒田日本料理のメニュー

刺身や、揚げ物、焼き物、サラダ、寿司にチャーハン、麺類などいろいろあります。

団体向けにこちらであらかじめ値段を指定して、おまかせメニューなんかも受け付けていると言っていました。

わたしたちは700元の酒田定食と1200元の精緻套餐(定食)の2種類を頼みました。

まずは刺身とお通し的なやつ

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酒田定食の刺身とお通し。

酒田定食と、精緻套餐(定食)内容をなるべくご紹介したいとは思いますが、わたしたちはシェアしながら、どちらかが好きなものを食べていたので、ごっちゃになってしまってたらゴメンなさい。

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精緻套餐(定食)の刺身

どちらの刺身も素材の甘みや脂の乗り具合、噛み応えがあって美味しいです。
もはや台湾・高雄で刺身の味を語るのもどうかなってくらい間違いありません笑

だけどマグロに関しては、冷凍でシャキシャキの刺身を出すお店もあるので、見極めが難しいんですけどね。

前もブログで書いたことがありますが、鮭って確か寒いところの魚ってイメージがあるんですけど、台湾・高雄の鮭の刺身は絶品なんですよね!

甘くて、脂が乗ってて臭さが全然ないので、前まであえてサーモンを食べなかったわたしですが、今は好きな刺身の上位に入っています。



サラダ

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精緻套餐(定食)のアワビが乗ったサラダと、酒田定食のカニが乗ったサラダ。

特に好きでもなく嫌いでもないアワビですが、弾力があって美味しかったです。

食べやすくカットされていたのも良かったなと思いました。

ホタテと南瓜雞肉丸

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ホタテの焼き物と、創作料理ですかね?鶏肉のミートボールがかぼちゃに包まれた料理が出てきました。

これは初めて食べたけど、さっぱりしていて食べやすかったです。ホタテはもう好きな人には説明不要なくらい美味しかったです。

茶碗蒸しと魚のスープ

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茶碗蒸しと、白身魚のスープ。

白身魚のスープを一口飲んでみたら、お酒(日本酒)の味がして、わたしには大人すぎました笑

というか今まで出てきたものを振り返ってみると、なかなか渋めな定食ですよね!

魚は何を使っているのかわかりませんが、身が引き締まってとて、酒の味も染み込んでなかったのでとても美味しかったです。

台湾の茶碗蒸しもけっこう食べてきましたが、銀杏が入っているのは日本人が作っているお店以外なかったんですけど、入っていました。

けっこう本格的です。

鮎の塩焼きとラムチョップ

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魚大好きな相方に食べてもらったのでわかりませんが、魚は鮎の塩焼きみたいなものだと思います。

ラムチョップは熱々で美味しかったです。ちなみにアルミまで熱が通っていて、最初掴んだ時ビックリしました(笑)



握りと巻き寿司

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穴子(うなぎ)と炙りエンガワの握り寿司と奥の巻き寿司。

巻き寿司には透明なビニールが巻かれたまま出てきました。

日本はだいたい海苔に巻かれて出てくるのがほとんどだと思いますが、視力があまり良くないので、わたしはそのまま食べちゃいました(笑)

途中で型崩れしないためか、穴子もテープが巻かれていましたね。

最近になってやっとエンガワの良さがわかったきたのか、エンガワの炙りがめちゃくちゃ美味しく感じました。

天ぷらとイカの包み揚げ

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最近存在すら忘れていた天ぷらとイカの包み揚げ。

天ぷらは当たり前ですが、衣がサクサク中身のエビもプリプリしていて、油っこいのが苦手なわたしも一本美味しくいただきました。

もう一つのイカの包み揚げは衣にアーモンドが付いていて、より香ばしく感じました。

土瓶蒸しと松子湯

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土瓶蒸しと松の実のスープ。

松の実のスープは、相方もわたしも口に合わなかったので残しました。

すると店員さんが来て何か聞いてきたので、相方がこれは口に合わなかったというと、土瓶蒸しをもう一杯持ってきてくれることに。

もう大丈夫だよとスタッフの方に伝えましたが、律儀に持ってきてくれました。

私たちが合わなかったスープも、プレオープン後のメニュー変更として検討されるかもしれませんね。

そういえば、前に行ったレストランでも残したら、「どうして残したの?」みたいなことを聞かれて、正直に言ったら他のものを持ってきてくれたことがありました。

わたしだったら、「お腹いっぱいだから」と言ったり、あえて美味しくないとは言いませんが、台湾ではストレートに伝えることがあります。



単品も美味しい!

▲烤鰻(250元)

後日改めて訪れた日に食べたものをご紹介します。

セットもお得で良かったのですが、この時は好きなものを単品でいただきました。

上の写真は鰻の蒲焼です。

タレがしっかり染み込んでいて、台湾にしては濃いめの味付けで白いお米が欲しくなります。

お酒を飲む方は、酒のつまみとしても最高だと思いますよ!

▲菠菜(150元)、鍋焼烏龍(160元)、胡麻豆腐(100元)

にんにくソースが絶妙な、ほうれん草の炒め物も最高でした。

どれも美味しかったのですが、個人的には鍋焼きうどんが具沢山で、コストパフォーマンスが高かったように思います。

▲綜合生魚片(300元)

刺身の盛り合わせも新鮮で美味しかったです。

▲鮑魚沙拉(200元)

前も食べたことのある、アワビのサラダ。

コリコリ食感の新鮮なアワビもおすすめです!

▲蘿蔓海膽(250元)

こちらはウニとイクラの下にライスが入ったものを、レタスで包んでいただく新しいタイプの手巻き寿司です。

わたしはうどんや茶碗蒸しなどをいただき、お腹いっぱいだったので相方が食べていましたが、最高に美味しいと絶賛していました。

▲秋刀魚(100元)

こちらも海外にいると無性に恋しくなる秋刀魚です。

そのまま食べても美味しいですが、オリジナルの塩をつけて食べるのもおすすめです。

相方に「台湾でも秋刀魚って食べるの?」と聞いたら、「小さい頃から食べてるよ」と言っていました。

あまり見かけない気もするのですが、台湾でも秋刀魚は人気みたいですよ。

▲花枝醋(150元)

こちらはイカの酢の物ですね。

さっぱりしていて食べやすかったです。

 

まとめ

セットでも単品でも満足の酒田日本料理。

高雄もこの辺りは飲食店の激戦区で、前あったお店がなくなるなんてことも珍しくありませんが、いつもお客さんで賑わっている人気のお店です。

こういうお店が高雄市内にあることは、日本人のわたしとしても嬉しい限りです。

酒田日本料理の定食の内容は若干渋めでしたけど、単品でチャーハンなどもあるので、機会があれば単品も頼んでみたいと思いました。

酒田日本料理(文山店)
住所高雄市鳳山區文衡路449號
電話 07 780 7088
時間11:00-14:00、17:00-21:00
アクセス高雄駅から紅30バスに乗り、「澄清路バス停」下車。そこから徒歩でおよそ5分。
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※訪問時の情報です。当ページで掲載した内容が変更してしまっている可能性もありますので、ご了承ください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!

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