台湾の歴史を勉強するなら国立台湾歴史博物館がおすすめ!!




ニーハオ!!
台湾高雄在住日本人のイッセイ(@issei_tw)です。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。

 

今回は台南にある、国立台湾歴史博物館に行ってきた時の様子を紹介したいと思います。

国立台湾歴史博物館

2011年10月にオープンした国立歴史博物館です。

オープンしたての頃はかなり混雑していたようですが、今はそんなに混雑しないと思います。

わたしが来たは日曜日で団体客も来ていましたが、何を見るにも並ぶことはありませんでした。

高雄の自宅から車で約1時間半。

国立台湾歴史博物館は台南市安南区にあります。

電車やバスの行き方については最後に載せておきますね!

敷地内は博物館だけではなく、忘憂湖・有情湖や希望が丘などがあるので、散歩などを楽しむことができます。

 

この日は小雨が降っていたので歩きませんでしたが、かなり広そうでした。

音声ガイドは借りた方がいいですよ!!

歴史博物館のチケット売り場。

右側が真ん中が一般窓口で、左側が音声ガイドを借りる窓口になっています。

入館料は一般の大人100元と音声ガイド100元。

音声は中国語、台湾語、客家語、英語、日本語の5言語から選んで聴くことができます。

 

館内には日本語のパンフレットがありますが、台湾の歴史に少しでも興味があるなら借りた方がいいと思います。

国立台湾博物館1階

博物館に入ってまず行ったのは「時光之旅(時空列車)」

ここは電車に乗って、楽しみながら歴史も勉強できちゃうんです。

 

こちらは児童ホール内にあるので、児童(12歳以下)や、付添いの人が最優先になります。

わたしたちは知らずに乗り込んでしまいましたが、見ることができました。

結構大人だけで乗る人たちも多かった気がします。

電車の車窓はモニターになっていて、現代、日本統治時代、清朝時代、オランダ統治時代、鄭成功政権時代、先史時代の様子を見て学ぶことができます。

 

子供が見てもわかるように作っているので、理解しやすかったです。

円形劇場


一階にはこの他にも、円形劇場でショートムービー(10分)を見ることができます。

時間により、上映される作品が決まっていて、わたしたちは15:30の「斯土斯民:臺灣的故事 (この土地とこの民─台湾の物語)」を見ました。

ここも上映中は撮影禁止だったので写真はありませんが、内容は時光之旅(時空列車)と似ていて、先史時代から現代までの映像が流れていました。

 

もう1つの作品は「有溫度的歷史:張媽媽的嫁妝要出嫁(温度ある歴史:母親の嫁入り道具は嫁になった)」

が上映されているようです。

国立台湾博物館2階

2階の常設展には、A.B.C.D.E.F.G.Hの8つのテーマから台湾の歴史を学ぶことが出来ます。

上(4階)から見下ろすと、2階のどこがどうなっているのかが良くわかります。

国立台湾歴史博物館HP

まずはパンフレットA(上のマップ右下)の「この土地、この民:台湾の物語」を見ました。

エスカレーターに乗り2階に来ると、まず目にするのがこちらの巨大なスクリーン。

ここでは台湾の生態系、民族、社会での役割などを知ることができます。

次は隣の(パンフレットB)先史時代の住民を見ました。

発掘調査や研究などによると、台湾は今から2-3万年前からすでに人類が生活していたことがわかっているようです。

 

旧石器時代後期の長浜文化(現在わかっている限り、台湾で発見された最古の文化)では、人々が石材を加工して石器を作り、漁や狩り、採集などをして暮らしていたとのことです。

 

このコーナーは3つの時代に分けられていて、旧石器時代の「八仙洞遺址」、新石器時代の「墾丁遺址」、鉄器時代の「淇武蘭」などの模型が展示されています。

異文化の出会い

16-17世紀の大航海時代にヨーロッパやアジアの各国は競って海外に進出していました。

アジア航路の中枢に位置する台湾は、各国の交わる場所になっていたようです。

ちょんまげ姿の浜田弥兵衛という人が紹介されていました。

浜田 弥兵衛(はまだ やひょうえ、旧字体:濱田彌兵衞、旧仮名遣い:はまだ やひゃうゑ、生没年不詳)は、江戸時代初期の朱印船の船長。長崎の人。1627年に起こったタイオワン事件(ノイツ事件)の実行者。1915年(大正4年)、贈従五位。

ウィキペディアより引用

以前同じ台南の安平古堡に行った時に、この方の記念碑(古堡石碑)があったのを思い出しました。

【台湾旅行】台南観光をするなら安平古堡がオススメ!

八家将と媽祖出巡の様子。

人形が精巧で、遠くから見ると人なのか人形なのか区別がつきませんでした(笑)

奥に進むと、「巨大な変化と新しい秩序」という日本統治時代の様子を展示したコーナーがありました。

 

呉服屋や、音楽(レコード)を流しながら、飲み物を提供する当時のモダンな喫茶店など見学することがきます。

まとめ

今回は紹介していませんが、期間限定の特別企画展示が4階でやっているので、ここにきたら忘れずに見学してみてください!

 

この日は天気が良くなくて、外にある公園で散歩ができませんでしたが、次来た時には外の様子など詳しくお伝えしたいと思います。

 

国立台湾歴史博物館
住所台南市安南區長和路一段250號
電話06 356 8889
営業時間火〜日09:00-17:00 (最終入館時間4:30)
料金大人100元 小人50元(6歳~12歳)

※交通アクセス:

台湾高鉄台南駅⇒タクシー(約35分)

台湾鉄道台南駅⇒18号バスで西門路、公園路、安和路、長和路経由⇒(約60分)

台湾鉄道永康駅⇒20号バスで台南応用科技大学、塩行(国道バス停留所)⇒(約30分)

詳しくはホームページをご覧ください。

 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!

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