【台湾・台南の観光スポット】奇美博物館( Chimei Museum)




こんにちは!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。

今回は台南にきたら一度は訪れていただきたい美術館をご紹介します。

奇美博物館

奇美博物館では台湾の実業家、許文龍さんのコレクションを一般開放していて、入場料を払えば見学することができます。

緑いっぱいの広大な敷地には、大きな池や噴水などがあって、博物館に入らなくても十分楽しめます。

また駐車場も広く、奇美博物館と言う名のバス停もあるほどで、

どこにでもお金持ちはいるものですが、ここはスケールがちょっと違いますね。

地図を見るのと、実際に歩いてみるのとでは全然違いました。

02936

入り口に車が待機していて、お金を払えば乗せてくれるようです。
でもほとんどの人は歩いていました。

わたしたちは数時間で億載金城、安平古堡、安平樹屋とこちらの4件の観光スポットをまわったので若干疲れていましたが、頑張って歩いてみました。
いや〜ここも広そうです!

02949

向こうに見える白い建物が美術館。いきなりヨーロッパにありそうな建物が見えてきました。
ここで記念写真を撮っている人も多かったです。

02959

入り口からの一本道を歩いて行くと噴水がありました。
お子さんも遊んでいて、犬の散歩をしている人もいたのでウチの愛犬も出してみました。

すると外が嫌いな愛犬はすぐにボックスに入っちゃいました(笑)
最近まめに外に連れて行っているんですけど、なかなか慣れてくれませんね。

02966

▲博物館前

日曜に来ると、たくさんの人たちがこの場所で記念撮影をしています。

奇美博物館は予約が必要だった

入り口に近づくとすでにSOLD OUTの看板が出ていました。

この頃はまだ予約制だったので、休日はいきなり来ても入れなかったんです。

02975

わたしたち同様、予約制と知らずに来て中に入れず、記念に撮影をして帰る人もたくさんいました。

02973

しかもペットも連れて入れないので、どっちみちこの日は入れませんでした。

絵柄や漢字で大体の意味はわかると思いますが、いろいろ禁止事項があります。

奇美博物館の予約方法

現在は予約は必要ありませんが、またいつ予約制になるかわからないので、備忘録として残しておきたいと思います。

まずはこちらから奇美博物館のサイトに入ります。

1y

赤いボタンのMake the reservationをクリックします。

4t
赤いボタンの Agreeをクリック。

3t
好きな日にちを選び、時間帯を決めます。
この先は訪問者数と、名前、メールアドレス、電話番号などを入れると予約できます。

※現在は予約なしで入館できるようになったので、上の画面の予約システムもなくなりました

02971
この日は学校の卒業式があったのか、他の観光地でもアカデミックガウンを着て撮影をしている人がいました。

博物館の反対側の大きな橋も人気で、大勢の人が撮影を楽しんでいます。

台南の友人たちと会う約束があったので、この日はこれで撤収しました。

現在は予約なしで博物館に入れます!

いつか博物館に入りたいと思いつつ、かなりの時間が経ってしまいましたが、ようやく博物館を見学することができました。

しかも現在は予約なしで入館できるんです。

平日に訪れてみたのですが、ご覧の通り人がかなり少なかったです。

土日はしばらく来ていないのでわかりませんが、ゆっくり撮影(博物館の常設展は禁止)や鑑賞したい人は平日がおすすめですよ!

無人の撮影が困難な噴水なども、普通に撮れました。

写真撮影が大好きな方が多い台湾では、このような撮影スポットで無人で撮影することが難しいんです。

人がいなすぎるのも寂しいものがありますが、個人的には平日に来るのがいいかなと思います。

館内の様子

▲入ってすぐのロビー

館内は基本的に撮影NGですが、ロビーや特別展(別料金)は撮影可能です。

この日はあまり観覧者がいなかったせいか、一眼レフをぶら下げていたわたしは、かなり学芸員(スタッフ)の方からマークされていました(笑)

入ってすぐ右側に、チケット売り場とその奥に音声ガイドの貸し出しカウンターがあります。

左側にはスーツケースなどを預けられるロッカーや、カフェに売店がありました。

日本語の音声ガイドが必要な方は、チケット売り場から少し右に行った場所に貸し出しカウンターがあります。

わたしも1つ(100元と身分証が必要)借りることにしました。

特別展

この日は写実絵画のオランダ人アーティスト、ヘルマンテルの作品展「凝視日常(日常を見つめて)」が開催されていました。(※2018/1/25〜2019/2/25

一般チケット(200元)プラス80元で鑑賞することができます。

特別展は4つのブースに分かれていました。

特別展の4つの展示エリア
①生活物語(生活の物語)
⓶物的啟發(物のインスピレーション)
③滇克・哈勒曼特(ヘンク・ヘルマンテル/Henk Helmantel)
④教堂與信仰(教会と信仰)

特別展は撮影を許可されていたので一部だけお見せしますが、一点一点が凄くリアルで、すぐそこにあるかのように描かれていました。

特別展に関しては公式ページをご覧ください。

特別展以外にも見どころ満載!

常設展は大きく分けて全部で5ホールあります。(イベント時に利用される奇美ホールを除く)

常設ホール
・兵器ホール
・ロダンホール
・動物ホール
・芸術ホール
・楽器ホール

常設展の撮影はNGなのが残念なほど、素晴らしいコレクションがたくさんありました。

1つのホールだけでもゆっくり見たら、1〜2時間以上かかるんじゃないかというほどたくさんの展示品があります。

個人的には芸術ホールに展示されていた、JULIEN DUPRE(ジュリアン・デュプレ)の「The Hay Harvest」や、Louis-Emile Adan(ルイス-エミール・ アダン)の「An Autumn Evening」は絵画に詳しくないわたしでも心に響くものがありました。

芸術ホール以外にも見どころ満載なので、目の肥えた人ならわたしの数十倍楽しめると思います。

他にも素晴らしい絵画がたくさんあるので、台南に来ることがあったらぜひ足を運んでいただきたいです!

各ホールの紹介や見どころは、公式ページで紹介されているので、チェックしてみてください。

歩き疲れたらカフェで一息

▲1階にあったCAFE CREMONA(カフェ クレモナ)

本来なら半日くらいかけるところを2時間ほどで回ったので疲れてしまい、1階のカフェで少し休憩することにしました。

相方が頼んだ北海道産ソフトクリームを一口もらいましたが、これがかなり濃厚で、疲れた体に染み渡ります。

こちらのカフェも広々として涼しいので、休憩にもってこいですよ。

まとめ

奇美博物館は美しい外観に負けないほど、館内の展示品が充実していました。
博物館の中には凄いコレクションがあるので、台南に来たら絶対に訪れていただきたいスポットです!
奇美博物館
住所台南市仁德區文華路二段66號
電話06 266 0808
営業時間09:30-17:30(水曜休)
料金一般200元、150元(7-22歳の学生、65歳以上)※完全予約制でしたが、現在は予約なしで入館できます。
公式ページ(日本語)奇美博物館
アクセス台湾鉄道「保安駅」から5番、紅3、紅3-1、紅4に乗り「奇美博物館バス停」下車。正面入り口まで徒歩でおよそ10分。
高速鉄道台南駅からタクシーで約20分、バスを利用する場合、紅3に乗り「奇美博物館バス停」下車、徒歩約10分。詳しくはこちら

※訪問時の情報です。当ページで掲載した内容が変更してしまっている可能性もありますので、ご了承ください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!

あわせて読みたい