台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今回は嘉義市にあるマジョリカタイル博物館「台灣花磚古厝」に行ってきた時の様子をお伝えします。
台灣花磚古厝

「KANO 1931海の向こうの甲子園」の舞台となった嘉義市。登山鉄道として人気のある、阿里山鉄道の始発駅も嘉義にあります。
そんな嘉義駅から徒歩で約10分ほどの場所にある台灣花磚古厝。
日本家屋をリノベートした館内には、大切に保存しているマジョリカタイルのコレクションや、期間限定で台湾のアーティストの作品を展示したりしています。
この日は元から展示しているマジョリカタイルと、ガラス工芸の作品を展示していました。
和製マジョリカタイル

▲マジョリカタイルの説明をするオーナーの徐さん
和製マジョリカタイルは凹凸のレリーフを施した花柄のタイルで、イギリスの装飾タイルを模倣して作られたもの。
大正時代から昭和初期にかけて製造され、台湾など海外にも輸出され富裕層にした親しまれていたそうです。
台湾にあるマジョリカタイルは、ほとんど日本製のものみたいですよ。
台灣花磚古厝では、オーナー自ら解体現場などに出向いて回収し、20年の歳月をかけ少しづつ集めてきた希少なマジョリカタイルを見学する事ができるんです。

▲解体現場から回収してきたマジョリカタイル
こういう活動を地道にされてこられた徐さんの情熱は凄いです!

2階も見学できます!

▲天蓋付きベッドとロフト付きの部屋。
台灣花磚古厝の2階にもたくさんのマジョリカタイルがあって、見学する事ができます。
アンティーク好きにはたまらない、ドレッシングテーブルに蓄音機、わたしも初めて見たのですが、電話室と書かれた古い電話ボックスなどなど、よくぞ残っていたな!といったものがさりげなく飾られていました。

2階にも綺麗でとても状態の良いマジョリカタイルがたくさん飾られていました。
こちらの素敵なお部屋ですが、以前は有料で泊まる事ができたみたいですよ。
※現在は一般の方向けの宿泊は受け付けていないようです。
個人的には、1階よりアンティーク家具などが置かれた2階の方が楽しめました。
まとめ
2017年11月23日(木)から2017年12月24日(日)まで、高雄の新光三越左營店で「台灣百年花磚展」が開催されています。
この期間に高雄にいらっしゃる方がいたら、ぜひ足を運んでみてください。
わたしも時間があるときに見学に行ってみたいと思います。
嘉義 台灣花磚古厝 | |
住所 | 嘉義市林森西路282號 |
入館料 | 50元 |
問い合わせ | 台灣花磚古厝-Facebook |
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!