ニーハオ!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
高雄に移住してからだいぶ経つので、今更感も否めませんが、今回は台湾の水事情や、わたしが取り付けている浄水器についてご説明したいと思います。
台湾の水道水は飲めない
結論から言いますと、台湾の人たちは水道水を飲んでいません。
少なくてもわたしのまわり(高雄)で、水道水を飲んでいる人を見たことがないです。
台北や桃園にも知り合いがいますが、おそらく北部でも同じだと思います。
個人的には台湾がどうのという前に、日本でもブリタを使って飲んでいたので、特に驚きませんでした。
台湾(高雄)の水道水サンプルは飲料に適しているとニュースサイトで見たことがありますが、水道管や貯水タンクに問題があるようです。
特に個人宅にあるような貯水タンクは、業者を呼ぶなり、自分で清掃するなりしないといけないので大変みたいですね。
相方の実家も一軒家で貯水タンクを屋上につけているそうですが、掃除が大変みたいだといっていました。
移住してきた時からマンション住まいですが、定期的に検査や清掃が行われている集合住宅でも、風呂場やキッチンのシンク周りなど、日本以上に水垢がたまりやすい気がします。
水垢は水道水に含まれる、カルシウムなどのミネラルが固まってできるようなので、カルシウムの含有量が多いのが原因だと思います。
後ほどご説明しますが、高雄は特にカルシウムが多い「硬度」の数値が高いので、余計水垢がつきやすいのかなと思いました。
台湾でも場所によって水質に違いがある
出典:英創大時代股份有限公司
上の図は、台湾の水の硬度を地域別に表したものになります。
「硬度」とは、水の中に含まれているカルシウムやマグネシウムの含有量の指標の事で、数値が高いほど硬水になります。
わたしの住んでいる台湾南部の高雄は、台湾の中でも一番硬度の数値が高いみたいですね。
硬水はスポーツの後などの水分補給には適しているらしいのですが、軟水に慣れている日本人が飲みすぎると、お腹を下す場合もあるそうです。
台湾の人たちの水分補給

台湾ではほとんどの人が「マイボトル」を持ち歩いていて、ボトルさえあれば病院はもちろん、公共施設などいたるところで補給が可能です。

▲ロボット型のスタンド
他に見かけるのは、外にある飲料水専用のスタンド(加水站)ですね。
わたしは買ったことはありませんが、バイクで来て手慣れた様子で10リットルくらい購入している人をよく見かけます。
台湾に移住してきて間もない頃(2015年)は、よくコンビニでペットボトルの水を購入していましたが、相方が「ペットボトルも怪しいらしいよ」といっていたので、マンションに引っ越ししてからは、ずっとRO浄水器を使用しています。
それから約3年後の2018年、ニューヨーク州立大学の調査の結果、主要な11の国際ブランドのペットボトル入り飲料水の93%からプラスチックの粒子が検出されたと報道されました。
人体への影響は今のところ不明らしいですが、わたしもかなり飲んできたので気になります。

▲RO浄水器
現在家で使用しているRO浄水器は、合計5つのフィルターが付いています。
ホテルや外出先でいただくペットボトルは遠慮なく飲んでいますが、自宅ではRO浄水器の水をヤカンに入れて煮沸するか、フィルター付きのブリタボトルに入れて飲んでいます。
↑飲みながら水を濾過してくれるボトル。これがあれば旅先でも安心ですね!
まとめ
今の時代、何が安全で何が危険なものなのか、判断するのはなかなか難しいと思いますが、慎重に見極めたいです。
歯磨きやシャワーはもちろん、入浴も水道水でしていますが、今のところ特にお腹など壊したことがないので、そこまで神経質にならなくても良さそうですね。
いつか台湾でも「昔は水道水は飲めなかったんだよ」という日が来ることを願っています!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!