大家好!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今回は先日もブログで紹介した、客家の人たちが多く住む美濃区にある、美濃民俗村に行ってきたときの様子をご紹介します。
美濃民俗村
高雄市街から車を走らせ、約40〜50分ほどの場所にある美濃客家民俗村。
台湾では北部の新竹県、苗栗県、桃園県、南部は高雄や屏東に多く住み、独自の文化と言語を話す客家の方達。
美濃(高雄市)も代表的な客家の里で、農業や伝統工芸の油紙傘が有名です。
訪れた時は中国からの観光客も多く、個人の観光客よりも団体が目立っていました。年層は若干高めです。
まだまだ自由に中国語を話すことできませんが、なんとなく台湾以外の中国語の発音の違いはわかるようになってきました。
逆光で暗めですが、中はこんな感じです。
両サイドに土産屋などがありました。
お腹が空いたので、左側にあった客家料理の飲食店に入りました。
客家料理はあまり食べたことがなかったので、注文は相方に任せました。
最初からメインの肉料理が運ばれてきました。
これは梅干扣肉(メイガンコウロウ)といって、客家の定番料理です。
豚肉の下には梅干菜が敷いてあり、お肉やご飯との相性が抜群!
梅干と読むと酸味を想像してしまいますが、高菜に似た感じで全然酸っぱくないです。
こちらも好物の青菜野蓮(清炒野蓮)。
クセがなくシャキシャキとした歯ごたえで美味しいです。
こちらは平麺のライスヌードルです。
素朴な味ですが、平麺がソースに絡んで美味しかったです。
客家擂茶館
こちらは自分で作るドリンクがあるということで、喉も渇いていたので擂茶(れいちゃ)作り挑戦してみました。
客家擂茶館では普通のドリンクも頼めますが、ここに来たら是非試してみてほしいのがこちらの擂茶作り体験です。
白ごま、黒ごま、茶葉にお米のあられのような物、ピーナッツ、小豆、緑茶粉の計7種類をすり鉢で擂っていきます。
お茶菓子も付いてきました。
ひたすらゴマをすり続けること5分以上。
まんべんなくすれたら、次は上の写真にもあったピーナッツと小豆をすります。
無心になってひたすらすり続けたら、このようになりました。
最後に緑茶粉を混ぜ、再びすり鉢をすって行きます。
これが想像以上に力仕事でした。
全てすりおわったら、湯呑(ゆのみ)に1/3くらい粉末を入れます。
▲やっと完成しました!
店員さんがお茶と氷を持ってきてくれました。
お茶を入れて良くかき混ぜます。熱いまま飲むか氷で割るかは自由ですが、わたしは氷で少し温くしました。
色々ブレンドされているので表現しづらいですが、全体的に甘みがあって濃厚な味でした。
身体が健康に良いと
何分も頑張ってすり鉢で擂り続けたので、味も格別でした。
急須に入っているお茶が甘かったのとすった素材の甘味もあると思いますが、さっぱりとした甘さで飲みやすく美味しかったです。
客家の代表的な工芸品 油紙傘(唐傘)
美濃民俗村の突き当たりにある土産屋では、唐傘作りを体験、見学することができます。
日本でも唐傘として一部の愛好家に親しまれていますが、台湾の油紙傘も中国から来た客家人によって受け継がれ発展していきました。
唐傘作り体験もできるようですが、擂茶作りをしてきたばかりなので、今回は見学だけさせてもらうことにしました。
色々工程はあるようですが、凄く手間暇かけて作っていました。
今は台湾の人たちもほとんどの方が洋傘を使用していますが、こういう伝統的な技法を後世まで引き継いでいって欲しいですね。
まとめ
美濃客家民俗村 | |
住所 | 高雄市美濃區中山路二段421巷80 |
電話 | 07 681 7508 |
営業時間 | 平日:08:30–17:00、土日:08:00–18:00 |
アクセス | 高鉄「左営駅」から旗美国道快線E01バスに乗り、「美濃駅バス停」下車。美濃駅からタクシーで約6分。 |
※訪問時の情報です。当ページで掲載した内容は、変更してしまっている可能性がありますのでご了承ください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!