《台湾茶》高雄にある茶芸館「懷舊茶館」




こんにちは!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。

今回は、高雄にある茶芸館に行ってきた時の様子をお伝えしたいと思います。

懷舊茶館(旧耕読園)

懷舊茶館は、国立科学工芸博物館から徒歩10分ほどの場所にあります。

電車やバスを利用して懷舊茶館へ行くには、高雄MRT凹子底駅から168東バスに乗り、大順陸橋(科工館)バス停から徒歩で2〜3分で着きます。

知り合いの家などで台湾茶をご馳走になることはありますが、お茶よりコーヒー派なわたしは、こういったお店は数えるほどしか行ったことがなく、懷舊茶館は初ということもあり、どんなお店か期待に胸を膨らませ門をくぐりました。

店内の様子

お店に入ると、お茶や急須などの販売スペースがありました。

懷舊茶館では、お茶(茶葉)の持ち込みは自由なので、お気に入りのお茶がある場合は、茶水費(持ち込み時1人160元)を支払いお湯を用意してもらい、急須や湯のみ借りていいただくこともできます。

メニューでも確認できますが、お茶をこちらで頼む時はこの販売スペースで選ぶことができます。

中庭は全て池になっていて、この池を眺めながらお茶や食事をいただけるようですね。

映画のセットで使われてもおかしくないくらい、雰囲気が良かったです。

建物も凄く味があるので、かなり古いのかと思いお店の方に尋ねたところ、それほど古くなく1994年に建てられたと言っていました。

客室は個室タイプの部屋と、オープンタイプ、テラスタイプがあります。

季節的にクーラーがない席は厳しかったので、個室を使えないか確認したところ、最低消費額が1000元以上で利用可能とのことでした。

2人だったのとちょうど食事もしたかったので、個室をお願いしてすぐにエアコンをつけました。

窓から見える景色もかなり良く、非常にのんびりした雰囲気でホッとできます。

メニュー

茶館なのでお茶がメインかと思いきや食事も充実していて、台湾ではおなじみの鍋に、日本式の唐揚げにとんかつ、天ぷらなどあります。

もともと食事をしたいと思っていたのと、個室は最低1000元使わないと借りれないのもあったので、とりあえずは2人前の鍋と単品のシューマイ、その他冷たいお茶を注文しました。

▲火鍋(320元)と麻辣養生鍋(320元)

鍋は台湾ではよくある1人で食べるタイプのもので、美味しくいただきました。

つけダレの沙茶醬(シャーチャージィァン)も美味しかったです。


桂花蜜茶(90元)

蟹黄焼売(80元)

シューマイも美味しくいただきました。

お茶の頼み方

お茶の頼み方ですが、最初から急須に入った状態でいただけるものから、お湯を用意してもらい、急須と湯のみを借りて自分で淹れるタイプのものがあります。

自分でお茶を淹れるタイプは以下のようになります。

・お茶を購入または食事をする場合:お茶(茶葉)代+茶水代110元(1人)

・お茶を持参する場合:茶水代160元(1人)

お茶は阿里山茶に老鉄観音茶、日月潭紅茶に東方美人などがあり、1両(37.5g)、2両(75g)、4両(150g)と、グラム数によって値段も販売する茶葉も変わります。

わたしたちは2人だったので、飲みきりサイズの阿里山茶420元(1両/37.5g)を、食後に持ってきてもらうようお願いしておきました。

阿里山茶をお店に方に淹れてもらった

お茶の淹れ方を確認するため、ベタランの店員さんに見本をみせてもらいました。

阿里山茶も台湾烏龍茶同様、茶葉が丸まっていて玉のような形をしています。

まずは購入した茶葉を急須に入れます。グラム数はおっしゃっていませんでしたが、だいたい茶さじで3〜4杯ほど入れていました。

お店や人によって淹れ方は様々かもしれませんが、見た感じ1両(37.5g)の1/4くらい入れていたような気がします。

まずは急須にお湯を注いで少し時間をおきます。お店によっては先に茶器を温めるところもありますが、こちらでは茶葉を入れてから温めていました。

次に茶こしを通して茶海にお茶を注ぎます。そして茶海に入れたお茶を湯のみに注いで捨てます。

先ほどと同様に急須にお湯を注ぎ、茶こしを通して茶海にお茶を入れて阿里山茶をいただきました。

香りが良く、さっぱりとした口当たりで甘みが広がり、とても飲みやすかったです。

お茶の濃さはお好みで、急須にお湯を注いで蒸らす時間で調整します。

わたしは濃い方が好きなので、蒸らす時間を少し長めにおいてみました。

コーヒーもそうですが、お湯の温度も味を左右するので、同じことが言えるのかなと思いました。

まとめ

台湾茶の初心者でも、飲み方を教えてくれる懷舊茶館。

台湾の茶館は日本にはなかなか馴染みのないシムテムなので、中国語が話せないと少し行きづらいと感じるかもしれませんが、台湾茶に興味がある方や、台湾茶が好きという方はぜひ訪れてみて欲しいお店です。

懷舊茶館(旧耕読園)
住所高雄市三民區覺民路665號
電話07 386 6770
営業時間10:00〜23:30
言語中国語
アクセス高雄MRT凹子底駅から168東バスに乗り、大順陸橋(科工館)バス停下車。徒歩2〜3分

※訪問時の情報です。当ページで掲載した内容が変更してしまっている可能性もありますので、ご了承ください。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!

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