こんにちは!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今回は台南観光をする際、外せない安平区の散策スポット「安平老街(延平街)」をご紹介します。
安平老街(延平街)
安平老街は台湾で一番古い街で、オランダが17世紀前半にこの地にゼーランディア城(現・安平古堡)を築いた頃にできたと言われています。
1662年に鄭成功がゼーランディア城を陥落させ、名を「安平鎮」と改めました。
延平街、効忠街、忠興街の他にも、観音街、安平路、古堡街などの通りがあって、屋台や露店が並び、休日になるとたくさんの観光客で賑わいます。
▲安平旧市街のパンフレット
どこでもらったか忘れてしまいましたが、安平旧市街を歩くのにとても便利なパンフレットがあるので、見かけたらぜひ入手してみてください。
マップだけではなく、旧市街の観光名所の簡単な紹介も載っていて勉強になります。
お店や体験コーナーがたくさん
ドライフルーツのお店や土産物店、台南名物の椪餅にエビせんべいなど、いろいろ売っています。
黒砂糖をかき混ぜて作るお菓子(煮椪糖)を、お店の方に教えてもらいながら自分で作ることができるお店などあり、大人から子供まで楽しんでいました。
その他陶芸教室や、玩具を組み立てたり絵を描いたりできるお店などもあります。
買い物や食事以外のみどころをご紹介
▲樹齢300年の「樹王公」
こちらは延平街104巷という通りにある、樹王公です。
観光客が多く通る路地ですが、普通に生活している人もいて、なんだか不思議な雰囲気でした。
海山館
1683年清朝が派遣した兵士たちによって建てられた廟で、三級古跡に指定されています。見づらいかもしれませんが、写真の真ん中に剣を咥えた獅子(剣獅)が描かれた刀剣屏があります。
この剣獅は安平の魔除けとして、家の門や外壁などいろいろな場所で見ることができます。
台南市安平魅力商圈發展協會では、23の剣獅の場所を紹介しているので、興味のある方はぜひコンプリートしてください。
海山館についた時、チャイナドレスで着飾った女性たちが写真撮影をしていたのですが、服装と建物の雰囲気がすごく合っていました。
效忠街にレンタル衣装のお店があるので、機会があったら覗いてみてください。
海山館の建物内にはカフェや土産物のお店が入っているので、休憩するのにちょうど良いかもしれませんね。
海山館 | |
住所 | 台南市安平區效忠街52巷3號 |
電話 | 06 223 1380 |
営業時間 | 10:00〜18:00 |
入場料 | 無料 |
月下老人
月下老人のお参りスポットは、鄉飲大賓主題館の中にありました。
ここでは木片の筊杯を投げて占う擲筊(ポエ占い)をしたり、「幸福祈願板」という縄の付いた木の板に、永遠の愛などを誓い奉納したりすることができます。
月下老人は縁結びの神様らしく、恋愛中のカップルや恋愛成就を願う人などがお参りに訪れるそうです。
鄉飲大賓主題館 | |
住所 | 台南市安平區效忠街59號 |
電話 | 06 221 5467 |
営業時間 | 11:00〜18:00(水曜休) |
古堡街も面白い!
安平樹屋と安平古堡をつなぐ古堡街も、面白いお店が多く個人的に好きな通りです。
日曜などは路上パフォーマーが来ていたり、活気があってまるでお祭りみたいです。
さとうきびのジュース(甘蔗汁)や、台南名物の椪餅にエビせんべいなど、あちこちで販売しています。
炎天下で観光をするときは、このさとうきびのジュースが火照った身体に染み渡るのでおすすめですよ!
台湾に移り住んだ時にすぐにここに来たことがあったのですが、その時からあるガチョウの卵を販売しているお店も営業していて、なんだか懐かしかったです。
▲茶湯會の前で売っていたエビせんべい
安平古堡の前の通り(古堡街)には、エビせんべいのお店があるので、試食をさせてもらいながら、お土産や自分用のおやつ(おつまみ)として購入するのもいいかもしれませんね。
まとめ
安平老街の周辺には、「安平古堡」に「安平樹屋」などの観光名所があったり、少し足を伸ばして「同記安平豆花」や「文章牛肉湯」などの台南グルメを堪能したりと、台湾の魅力を感じることのできる街です。
日本から観光に来る際は、1日目は中西区、2日目は安平区などに分けて、できれば2日くらいかけてゆっくりと台南を満喫して欲しいです。
安平老街(延平街) | |
住所 | 台南市安平區延平街 |
アクセス | 台南駅(台湾鉄道)から2、88、99番のバスに乗り、安平古堡(安北路)下車。 |
※訪問時の情報です。当ページで掲載した内容が変更してしまっている可能性もありますので、ご了承ください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!