こんにちは!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
台湾は良く「物価が安い」と聞くことがありますが、実際に台湾で生活をしてみると、そんなに安くはないのかなといった感じがあります。
たまに過去のブログを振り返って見てみることがあるのですが、美味しさと安さが売りのローカルフードのお店でも、1年ごとに確実に値上がりしています。
はっきり言ってしまえば、物や場所によってということになるのでしょうけど、今回はわたしが台湾で生活するのに、いくらくらいかかっているのか計算してみたいと思います。
台湾と日本円の為替レート
日本円で考えた場合、台湾元(TWD)のレートにもよるのですが、2018年7月24日現在の1元(TWD)は3.62円になります。
単純計算だと、100元は362円ということになりますね。
台湾のガソリンの価格
まずは市民の足ともいうべきバイクや車に乗るのに必要なガソリンの値段を見てみたいと思います。
・98(ハイオク)=32元(約116円)
・95(レギュラー)=30元(約108円)
・92(バイク用)=28.5元(約103円)
・柴油(軽油)=26.5元(約96円)
※2018/07/24現在のガソリン(中油油價)と日本円のレート
LRT(ライトレール)やMRTの路線も拡張していますが、まだまだ交通の便が悪い高雄では、車かバイク通勤が必須になります。
最近では電動バイクをちらほら見かけはしますけど、現在圧倒的に多いのはガソリンで動くバイクですかね。
台湾に来たことがある方ならわかると思いますが、台湾は本当にバイク(スクーター)が多く走っていて、車もスクーターに遠慮しながら走っているほどなんです。
バイクが人気な理由として、一番に燃費がいいことと、動きやすい、駐車(駐輪)しやすいのがあげられるのではないでしょうか。
確かバイクの免許証は、非常に安く、半日ほどで取得できるみたいですしね。
ちなみにわたしは自宅が仕事場になっているので通勤する必要はありませんが、ブログのネタ探しに車で外出をするので、月に500元はガソリンを使っているかもしれません。
台湾の国民健康保険
わたしも台湾で医療制度の恩恵を受けていますが、健康保険に加入すると確かに安いです。
台湾の国民健康保険制度も日本と同じで、収入に応じて毎月の健康保険料が決まるのですが、会社を経営していると言っても安月給なので、わたしの場合月に1300元ちょっとくらいですかね。
健康保険に入っていると、実際に病院で支払う金額はかなり安く、クリニックで軽く診察を受けて薬をもらうだけなら、だいたい150元くらいで済みます。
大体の病院は保険証を渡す時に同時に支払います。治療内容や出る薬にもよりますが、わたしの行きつけのクリニックには最後に600元支払っています。(1ヶ月に1回)
他にも耳鼻科に通っていますが、1週間に1回150元払っています。
わたしの場合過去に大病をしているので、台湾の国民健康保険に迷うことなく加入しました。
医療保険
現在、癌(ガン)をメインとした医療保険(生命保険)に入っています。
日本では積み立てタイプに入っていましたが、台湾では外国人ということもあるのか、掛け捨でも知り合いの保険屋さんに聞いてやっと加入できました。
医療保険=月600元(掛け捨て)
台湾高雄の家賃
わたしは分譲マンションを賃貸で借りています。
月15000元+管理費(セキュリティー、駐車場込み)2230元=17230元です。
現在のレートに換算すると、日本円で約62,500円ということになりますね。
24時間管理人が在中していて駐車場の警備員もいるので、高雄ではそこそこ高いマンションを安く借りさせていただいているのかなと思います。
台湾では更新時にいきなり金額を釣り上げるオーナーもいて、知り合いが揉めていましたが、わたしの場合ありがたいことにずっと金額が上がらずに住ませてもらっています。
台北 | 台中 | 台南 | 高雄 | |
2014年 | 1,395 | 608 | 499 | 537 |
2015年 | 1,429 | 634 | 506 | 588 |
年変化(%) | 2.44 | 4.28 | 1.40 | 9.50 |
参照:台灣房屋 ※1坪(月)あたりの賃貸料
⬆︎これは台湾の4都市のひと月、一坪あたりの賃貸料の表です。
わたしは台北で生活をしたことがありません。
なのでアパートの相場もわかりませんが、高雄とはかなり開きがありますね。
ですが、上昇率だけ見てみると、4都市の中で高雄の賃貸料の上昇率がダントツで高いです。
ざっと調べたところ2016年以降のデータはまだないようですが、きっと下がることはないと思います。
ただ正式にオフィスとして許可もおりているので、個人の生活費としてはきっちり半額を差し引いた8615元にしたいと思います。
月15000元+管理費(駐車場代込み)2230元=17230元
⇒月8615(管理費、駐車場込み)
光熱費
ざっくりになりますが、1日中クーラーフル稼働で1ヶ月3000元前後でした。
環境も気になりますが、愛犬もいますし高雄は特に暑いところなのでこれだけは欠かせません。
部屋はそこまでキンキンに冷やすわけではないので、シャワーは1日2回入っています。
電気、ガス、水道すべての込みの料金です。
台湾高雄生活でかかる食費
基本的に台湾で自炊をしません。
最近はなるべく自炊するように心がけています。
1日1〜2食しか食べないので、食べたい時にガッツリ食べます。
特に決めているわけではありませんが、外食は1日1回であとはフルーツとか弁当とか、その時に食べたいものを買って食べています。
食費はその月によって全然違うので、なんとも言えませんが、1日500元と考えて、
月15000元くらいでしょうか。
あと、毎日の楽しみのコーヒーも食費に足すと月に500元くらいかかるので、合計15500元になります。
通信費
Wi-Fiはマンションは別料金なのと、最初の頃に管理人さんが繋がりづらいと教えてくれたので、マンションのとは別に無制限のものを借りています。
ちなみに電話ははっきり言って使いませんが、仕事で使う家の電話とスマートフォンで769元。
スマートフォンのプランは、699元で月に40分無料通話が付いているタイプを契約しています。
これを月599元で、無料通話が30分のタイプに変えたいのですが、台湾も契約年数の縛りがあるので、
会社で設置している電話は基本料金が月70元なので、かけなければほとんど出費にはなりませんね。
台湾は仕事関係の電話もラインでやりとりすることが多いので、無料通話分を超過することはまずありません。
ということで、通信費は毎月769元です。
日用品
これもその時によりますが、ティッシュにシャンプー、コンディショナー、ボディーソープにサプリメントやドッグフードも入れると、だいたい月に3000元くらいでしょうか。
趣味
趣味と言っても台湾に来てからは、食べ歩きや近場の観光地巡りをしたり、このブログを書くことと、読書くらいしかないかもしれません。
食べ歩きは食費、移動にかかるお金はガソリン代に入れているので、ブログの維持費と、月に1-2冊買う、電子書籍代くらいですかね。
レンタルサーバー代=月1080円
電子書籍=月1500円
ドメインはレンタルサーバー借りるときに、付いてきたので無料です。
台湾人の平均支出っていくら?
⬇︎2015年の台湾の各都市の平均支出はこんな感じです。
県市 | 支出(月/1人) |
台北市 | 27,216 |
高雄市 | 21,191 |
台中市 | 20,821 |
台南市 | 18,110 |
台東県 | 14,267 |
平均 | 20,421 |
参照元:行政院主計總處(2015年)
本当は高雄の上に新竹市や、宜蘭市、基隆市など入っていましたが、ここでは簡単な表にしてみました。
やっぱり台北は物価が高いんですね!
高雄とは6000元も違いがあります。
普通のレストランなんかそれほど変わらないイメージがありますが、生活したことがないのでなんとも言えないですね。
まとめ
上で紹介したわたしの1ヶ月の生活費を足してみたいと思います。
・ガソリン=500元
・医療費=2400元
・医療保険=500元
・家賃8615元
・光熱費=3000元
・食費=15500元
・通信費=769元
・日用品=3000元
・趣味=748元
合計35,032元
※この他友人などから急な誘いがあったり、お祝い事などでご祝儀を渡すのはわりとしょっちゅうありますが、今回は入れませんでした。
今回計算してみて、ざっくりとですが、わたしが台湾で使っている生活費は日本円で約13,0000円くらいなのがわかりました。
美容室もたまにしか行かないので、今回は生活費に入れませんでした。洋服も日本のブランドが好きなので、日本に帰った時に買うようにしています。
本はKindleでも買いますが、紙の方が好きなので、日本に帰ったときに買ってくるようにしています。
年に2〜3回日本に帰っていますが、旅費や滞在費、前述した洋服代なども生活費には入れていません。
毎月の洋服代、日本にいた時の毎晩の交際費が今はほとんどかからないので、台湾に来てからは全然お金を使わなくなりました。
収入も激減しているので、日本にいた頃のペースでは生活できないというのもありますが(笑)
今回思いつくまま書いてみましたが、他に何かあったら足していきますね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!