ニーハオ!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
台湾南部の高雄も12月に入ると朝晩は肌寒く感じることが多くなってきました。
今は風邪を引き熱があれば、飲食店やデパートなどにも入れない状況なので、普段から健康管理は怠れなくなってきましたね。
今回は台湾移住に欠かせない、病院や医療制度についてご紹介したいと思います。
台湾の病院(歯医者)の自己負担額
出来ることなら行きたくない病院ですが、生きていれば行かなくてはならない時があります。
特にわたしは病気がちなので異国の地、台湾でもかなり利用している方だと思います。
まず去年のことですが、日程の都合で歯の治療を最後まで日本で終えられずに台湾に来ました。
当然医療保険には入っておらず、無保険という形で治療をしていました。
台湾に来る前、日本で治療していた歯医者さんは物凄い混んでいるところで、予約もやっとのところです。
忙しいのはわかりますが、ところどころ荒い治療だなーと思っていたんですよね。
それで台湾の歯医者でレントゲンを撮ったら、なんと奥歯の根管(歯の根)の中に針金の破片のようなものがクッキリと写っていました。
その歯医者さんでも取れないそうで、違う神経の管から治療してこうということになり、針金のようなものは放置です。
しばらく様子を見て痛くなるようなら大手術が必要ですと言われています。そして現在も針金はそのままです。
内心泣きそうでしたね。
まぁそんな大がかりな治療と、ついでに歯のクリーニングをしたりしたのでトータル20000元位しました。
ほとんどが保険のきかない詰め物の値段でした。
ちなみにクリーニングはたいして高くないです。
相方の友人の歯医者さんで、少し値引きしてくれたもののかなり高かった印象があります。
毎日マウスウォッシュとデンタルフロスはもちろん、歯ブラシも丁寧にしているつもりなんですけどね。
後は保険証のないときに喉の下が腫れているような気がして日本でいう耳鼻科に行きました。
甲状腺と肝臓、血液の検査もしてその時は1500元くらいかかった気がします。
あとは別の日に鼻炎の薬をもらいに行き、2週間分処方されて400元くらいだったと思います。
そして保険に入った今すっかり歯医者さんにお世話になることはなくなりました。
皮肉なものですねw
保険証
以前もブログで触れましたが、台湾にも健康保険制度があります。
全民健康保険と言いますが、内容は日本とほとんど一緒で、所得に応じて毎月の支払額が決まります。
加入資格
全民健康保険法の規定に従い、居留証を所有する外国籍の方(香港、マカオ、大陸地区の方を含む)については、特定の事業主を持つ被雇用者が雇用された日から全民健保に加入するほか、居留証の交付から、台湾滞在が満6か月(台湾での滞在が連続6か月または1回の出国が30日に満たず、実際の居住期間から出国日数を差し引いた日数が6か月)の日より全民健保に加入します。
引用元:全民健康保険ガイドブック
病状にもよりますが、薬を処方される場合一回の診察(治療)で200-300元程度でしょうか。
毎月の全民健康保険の支払い額は、平均的な給与で900元から1500元くらいになると思います。
わたしは自分の会社で加入しているのでちょっと事情が違うかもしれません。
知り合いの外国人で保険料を払っていない人(居留証を持っていて、連続で6ヶ月以上滞在する場合は罰金)や学生保険(学校側の保険)で済ませている人もいますが、交通事故に遭う人が多いのでなにかしらの保険は検討してもいいとおもいます。
以前少しだけ語学学校に通っていた頃にクラスメートが交通事故に遭っていましたが、学生保険ではそこまでカバーされないと言っていました。
学校によって種類の違いはあるかもしれませんが、最低限の学校側の保険ですので、留学保険や海外保険等くらべて一番良い方法をご自身で選択してもらえればと思います。
台湾の医療
あくまでもわたしの私見ですが、結論から言うと大差はないように感じています。
大きな手術に関しては幸い今のところ受けていないのでわかりませんが、今までの病院や歯科医院では日本と変わらない治療を受けました。
ただ基本的に台湾の内科の診察はまずはエコーで調べるところがほとんどです。
CTやMRIは詳しく調べる必要のある患者だけに使用するのですが、わたしは毎年定期的にMRI検査をしてもらっています。
わたしも以前しゃっくりが3日止まらなくて内科に行きましたが、エコーで調べて点滴、薬を処方されてピタっと止まりました。
また先日もちょっと大き目な病院に内科の診察を受けに行ってきましたが、そこでもやはりエコーのみでした。
共通して言えるのはエコー検査後のジェルよのうなものは拭いてくれません。
お医者さんや看護師は、検査が終わったらさっさとその場を去っていきますw
横になったままの状態で、ティッシュも渡されずジェルまみれで途方にくれたこともありました。
普通はティッシュを手渡しされて、あとは自分で拭いてください的な感じが多いです。
あとは整形外科(骨科)にも通っていますが、日本で受けていた治療とほとんど変わりません。
ワクチン接種完了!
2021年の10月、12月にファイザー社のワクチンを接種してきました。
予約方法は高雄市からスマホに「ワクチン接種できますよ」という趣旨のダイレクトメッセージが届き、専用サイトで予約を行います。
正直台湾にいるぶんにはワクチンを打たなくても問題なく感じますが、丸2年ほど日本に帰っていないので、来年こそはという気持ちでワクチンを打ってきました。
ちなみに台湾も今の所、健康保険証を持っていけばワクチンは無料で接種できます。
ワクチン接種が終わると証明証がもらえます。
まとめ
まだまだ旅行は難しい状況ですが、いつか気軽に海外を行き来できる日が来ることを願っています。
台湾に来るときは旅行の時は病院は必要ないかもしれませんが、長期の滞在の場合は保険や病状の伝え方等調べておくといいかもしれませんね。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!