《台湾の医療》高雄の大学病院で眼科の診察を受けてきました




你好!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。

今回は先日に続き、台湾高雄の大学病院の眼科の検査方法についてご紹介します。

緑内障の疑い!?

111

今回脳の検査があったというものあり、せっかくなので眼科も診てもらってきました。

大学病院にそうそう来る機会もないですからね。

受診をした理由は、前に高雄の街の眼科で検診に行った時に、「緑内障の疑いがある」と言われ、もっと設備の整った大学病院で受診したほうがいいと言われていたからです。

緑内障とは簡単に言うと徐々に見える範囲が狭まってきて、そのまま放っておくと最悪失明してしまう怖い病気です。

しかも自覚症状がほとんどなく、一旦狭まった視界は二度と元には戻らないという恐ろしさ。

実は母方の祖父が緑内障で片目がほぼ失明状態なので、怖さは知っていたのですが「緑内障の疑いがある」と言われ少しショックを受けていました。

なんで?とは思いますが、病気って突然やってくるのもなんですよね。

台湾の大学病院の眼科の検査が凄い

眼科の前に別でエコー検査をしていたので、当日受診は無理かなと思っていたんですけど、相方の知り合いのお医者さんがいたのと、意外に空いたのもありすぐに診てもらえました。

OCTはこんな感じの検査です⇒グーグル画像検索

まずは視力検査を受けました。

視力検査は日本とほとんど変わりなく、ボックスの中を覗き、上下左右と輪の空いている方を指差ししていきます。

これは左右共0.6ありました。もっと悪かった気がしていたのですが、悪いより良い方がいいので、本当はそのくらい視力があったんだと素直に受け入れました。

眼圧検査

次に違う検査機器を覗き込んでくださいと言われ覗き込むと、いきなりプシュッと空気を目に打ち込まれました。

これは眼圧を測定する機器で日本のみなさんも嫌いな方が多いようです。

こういう感じのやつです。

わたしはそこまで苦手ではありませんが、いきなりプシュッと、しかも目にくるので少しびっくりはしますね。

OCT

 OCTとは、Optical Coherence Tomography(光干渉断層撮影)の略語で、光の干渉性を利用して試料内部の構造を高分解能・高速で撮影する技術です。

近赤外線を照射して非接触・非侵襲で撮像できますので、被爆の心配もなく、人体の様々な器官の断層撮像に用いられています。

出典:システムズエンジニアリング

検査機器を覗き込み、ほとんど赤のバックに緑色の米印みたいなマークが出てきて、それを見ているだけという検査でした。

前述の二つの検査機器は高雄の町のクリニックでもあります。

先生による診察

視力検査と、眼圧検査、OCTを終えて先生に診察をしてもらいました。

と言ってもその間30分くらいだったと思います。そんなには待ちませんでした。

まず検査内容を見てもらい、次に細隙灯顕微鏡検査(医者が顕微鏡を使って患者の目を見る)です。

細隙灯顕微鏡検査も終わりすぐに次の検査に向かいました。

視野検査

こんな感じの検査です。
絹鎖機器を覗き込み、ボタンを持たされて色々な場所が光るので、白のバックに白い光なので気付きづらいです。

光ったと同時にボタンを押してくださいと言われてやってみました。

一瞬小さく薄い光がチカッと出るだけ、かなり難しかったです。

片目ずつなのでそれも計20〜30分位かかったでしょうか。

その日の検査をすべて終了し、先生の検査結果を聞くだけです。

思えばエコーに2時間近くかかって、眼科で1時間半くらいでしょうか。

結果は緑内障ではないとのことでした。ただ経過観察が必要なので一年に一回くらい受診してくださいと言われました。

2回にわたってご紹介してきた台湾(高雄)の大学病院ですが、とても親切で丁寧に検査をしてくれます。

多分高雄ではあまり日本語は通じませんが、英語ならほとんどのお医者さんが話せるので、中国語が苦手な方も英語で話してみると意外と通じますよ。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後

あわせて読みたい