《台湾・高雄観光》古道と水路が交わる歴史ある観光スポット「登山街60巷的記憶」




こんにちは!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。

今回は、高雄MRT「西子湾駅」から、歩いていける観光スポットをご紹介します。

登山街60巷的記憶

高雄MRT「西子湾駅」1番出口から歩いて10分ちょっとの場所にある登山街60巷的記憶。

1864年に高雄港(旧打狗港)の開港の際、商船が真水を得るため立ち寄ったことから、この辺りは打水灣と呼ばれるようになりました。

湧き水は今も流れていて、清朝時代の古道や日本統治時代の面影も薄っすらと感じることができます。



哈瑪星溜滑梯

登山街60巷的記憶に来たら、まず楽しんでいただきたいのがこちらの滑り台。

わたしが訪れた日は、残念ながらメンテナンスでお休みでしたが、ここの滑り台は79メートルもあるんです!

▲哈瑪星溜滑梯から見た景色

滑り台は平日でも結構人気のようで、人数制限を設けているため、遅く行くと滑れないこともあるみたいですよ。

この辺りまで来ると、景色もかなり良くなっているので、絶景を眺めながら滑り台を楽しむことができます。

打水灣水道遺跡

▲現在も流れる湧き水

滑り台の階段を上って行くと、打水灣水道遺跡がありました。

寿山から流れている湧き水は、100年以上経った現在も涼しげに流れています。

そこにいるだけで元気になる気がして、しばらく流れる水を眺めていました。

清代古道與日治展望道

▲清代古道與日治展望道

こちらは清代の古道と日本統治時代の展望台です。

滑り台あたりからでも眺めは良かったのですが、登山街60巷的記憶に来たらせっかくなのでここまで来てみて下さい。

打水灣水道遺跡と清代古道與日治展望道の間に、第二次大戦中の溜め池と第二次大戦後の山城居住跡や、展望台の上には遊歩道が設けられていていました。



高雄築港出張所官舍區和防空壕

▲高雄築港出張所官舍區和防空壕

高雄築港出張所官舍区と防空壕。

清代古道與日治展望道から、サンゴ石の排水溝、山城集落の記憶、寿山にある清代の古道などを抜けると、1番最初にあった広場に着きます。

こちらの防空壕は、寿山で産出される石灰石の中から、隙間が少なく硬いものを選び作られたそうです。

防空壕から道を挟んで、少し上にあがったところに「機槍堡(トーチカ/Pillbox)」と、「高雄築港出張所官舍駁坎(高雄築港出張所官舍の擁壁)」もありました。

まとめ

西子湾駅1番出口から、徒歩で10分ちょっとでいける登山街60巷的記憶。

こちらでは滑り台が注目されていますが、歴史に興味のある方にもおすすめのスポットです!

以前ご紹介したことのある、文化公車「武德殿」から徒歩で5〜6分で着くので、機会があれば文化公車も利用してみて下さい。

登山街60巷的記憶
住所高雄市鼓山區登山街60巷48-1號
電話07 525 2000#2371
営業時間滑り台:08:30〜12:00,13:30〜17:30(月曜休み)
料金滑り台:1人NT$100(ガイド付き)※ガイドなしはNT$50(6歳以上から)
公式ページ(予約)登山街60巷的記憶
アクセス高雄MRT「西子湾駅」1番出口から徒歩で約12分。
文化公車「武德殿」バス停下車。そこから徒歩で5〜6分。
Googleマップ

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