大家好!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今日は高雄旅行に来た時にかなりお得に使える、循環バスのご紹介をしたいと思います。
目次
高雄市循環バス(文化公車)に乗ってみた!
どこの都市でも同じだと思いますが、高雄市も観光の誘致に取り組んでいて、あまり目立ちませんが、このようなバスで高雄の観光地に行くことができるんです。
前回紹介した大東芸術文化中心のスタッフの方から、高雄の主な観光地を周遊できるバスがあると教えてもらいさっそく利用してみました。
日曜ということもあり、かなりの人が利用していました。
循環バスは50元で1日乗り放題!!
高雄の主な観光地をまわる循環バスをうまく利用すれば、1日でかなりの高雄観光名所に連れて行ってくれます。
哈瑪星線、舊城線、鳳山線、大樹祈福線などが利用できます。
目安としては、哈瑪星線は旧英国領事館などの西子湾方面や駁二藝術特區方面、高雄市立歴史博物館などを見て回れます。
舊城線は、左營高鐵駅から始まり、龍虎塔などで有名な蓮池潭をぐるっとまわります。
鳳山線は大東芸術文化中心から始まり、鳳儀書院や平成砲台などを見学することができます。
大樹祈福線はなんと言っても佛光山まで行ってくれます。
バス会社が違うみたいなんですけど、同じチケット(50元)を利用できます。
スタッフの方の話によると、普通の市バスも1日限りですが、同じチケットを利用できると言っていました。
詳しいルートやとまる観光スポットは文化公車のホームページで確認してみてください。
大東芸術文化中心から循環バスに乗るには
まずは大東芸術文化中心から出ている鳳山線(Fèng shān xiàn/フォンシャンシィェン)に乗ってみました。
乗り場は大東芸術文化中心の入り口から入って、芸術図書館の手前を右に曲がってまっすぐいったところだったと思います。
奥に見える茶色のビルの方向に進んだ突き当たりがバス停になります。
これが1日乗り降り自由に使えるチケット。(50元)
チケットはバス内で購入します。
ルートが記載されたパンフレットを三冊もらいそれぞれの観光スポットを確認。
とりあえず乗り込んだのは良いものの、何がなんだかよくわかっていません。
よく見るとそれぞれのコースはつながっていないので、途中で歩くかMRTを使うようになりそうです。
ガイドさんが親切に色々教えてくれました。(中国語のみ)
鳳山線のルートはこちら
鳳山線は鳳儀書院や鳳山長老基督教堂、中華街観光夜市など、以前行ったことのある場所がほとんどだったので、降りずにしばらく様子を見ることに。
⬆︎以前書いた鳳儀書院と鳳山長老基督教堂(キリスト教会)に関する記事です。
けっきょく鳳山線はどこにも降りずにぐるっと一周まわってみました。
時間にして約25分くらいでした。
基本的に乗車券があれば、どこの停留所からでも自由に乗り降りすることができます。
バスはおよそ30分間隔で来ます。
哈瑪星線
続いて哈瑪星線(Hā mǎ xīng xiàn/ハーマーシンシィェン)に乗るため大東駅から高雄MRTに乗り西子湾へ移動しました。
哈瑪星線の出発地点は西子湾からなので、とりあえず西子湾に行ってみました。
大東駅から西子湾駅へはMRTで乗り換えなしに一本でいくことができます。
駅を降りたらタイミング良くバスが停車していたので、もうまわりを見る余裕もないまますぐに乗り込みました。
哈瑪星線のルートはこちらからご覧いただけます。
わたしたちは出発地点の西子湾から乗りましたが、地図に書かれている停留所ならどこからでも乗り降りできます。
今回は哈瑪星線ではまだ行ったことのない高雄市立歴史博物館に行ってみたいと思っていました。
地図で見ると正反対に位置しているので、しばらくは車窓から外を眺めていました。
今度は西子湾からは乗ってくる人が多かったです。
打狗鐵道故事館❶から出発して、次に武德殿❷(Wǔ dé diàn/ウーダーディェン)に止まります。
ここは昔、日本の統治時代に、警察の柔道と剣道場として使われていたところです。
女性が一人こちらの停留所で降りて見学しに行っていました。
本当ならわたしも降りたことがないので、覗いてみたかったのですが、全部見ている時間はないので最初からの目的地を目指しました。
後日改めて伺ってみました。
日本統治時代に警察や学生が柔道、剣道の練習場として利用したそうです。
現在も地元の人たちが利用しているそうで、右側が剣道、左側が柔道場になっています。
↑打狗英國領事館文化園區❸。これは以前ブログでご紹介しました。
高雄代天宮❹ここは台灣の伝統的な廟。廟の前にはローカルフードのお店がたくさんあり、グルメを楽しむことができます。
鼓山魚市場❺は西子湾と旗津をつなぐフェリーが運航しています。付近の情報は以前にブログで紹介しているので、チェックしてみてください!
そして再び先ほどの打狗鐵道故事館❶に戻って香蕉碼頭❻に向かいます。
香蕉碼頭
ここは名前の通りバナナを使ったデザートなどを楽しむことができます。
広さはそれほどないので1時間もいれば十分な気がします。
バナナ好きな人なら循環バスを利用して行ってみてはいかがでしょうか。
駁二藝術特區❼も前に半日かけて遊んできました。
駁二藝術特區はパスポートを買うと、期間限定のアーティストの作品を見ることができるのでオススメです。
歷史博物館❽
大樹祈福線で佛光山紀念館に行ってみた
別日になりますが大樹祈福線を利用して佛光山紀念館にバスで行ってみました。
高雄MRTの大東駅出入口1番で降りるとすぐにあるバス停から乗ります。
駅前なので、鳳山線の乗り場よりもわかりやすいと思います。
ただバス停が少し大きいので、佛光山(紀念館)に行く時は必ず大樹祈福線に乗ってくださいね。
間違えるととんでもないところに行ってしまうので。
大樹祈福線の情報はこちら
素敵な出会いがありました
バスを待っていたら、たまたま同じ方面に行くと言っていた人と一緒になりました。
バスの乗り方から、ご自分が通っている接骨院まで教えてもらいました。
なんでも家で転倒してしまい、怪我をしちゃったみたいです。
接骨院は腕がいいから是非行ってみてと、病院の案内カードまでもらいました。
本当に台湾の人はフレンドリーで優しいです。
台湾語でわたしは日本人です「グァシーリップンラン」と言ってみたらリップンランだけ聞き取ってもらえたみたいで、親指を立てて喜んでくれました。
話をしながら待っていたら大樹祈福線のバスができました。
前述していますが、チケットがあれば停留所ならどこでも乗り降り自由です。
この線もバスの中でチケットを買います。
前とは違うチケットでしたが値段は同じ50元です。
平日は約1時間に1本、休日は約30分に1本走っているようです。
パイナップル畑や、ドラゴンフルーツ畑などがあり、ぼーっと景色を楽しむことができます。
大東駅から佛光山(紀念館)には約30-40分で着きます。
ほとんど時刻表通りに到着しました。
前回は時間があまりなくて、よく見ることができなかった佛光山(紀念館)ですが、今回は色々とまわることができました。
帰り際に熱中症になりかけて(熱中症になったかも)スターバックスで休むくらい時間に余裕がありました。
⬇︎前回佛光山(紀念館)に来た時の記事です。
バスだとかなり近くまで行ってくれる
以前車で来た時は、かなり遠くの駐車場にとめて歩いてここまできましたが、バスなら中まで入ってくれるので、時間は思い通りになりませんが移動が楽です。
台湾では炎天下で1キロ歩くのと歩かないのとでは体力の消耗の度合いが全然違います。
大樹祈福線のルートで行ったことがあるのはこのくらいです。
まとめ
うまく利用できれば、高雄のほとんどの観光地をまわることができる文化公車。
帰りにしっかり市バスにも乗ってみましたが、ちゃんと使えました。
台北から新幹線で約1時間半で来れる高雄。高雄に来る際はぜひ文化公車を利用して、お得に観光を楽しんでほしいです!
※この記事は、利用時の情報になりますので、変更がある可能性もございますのでご了承くださいませ。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!