你好!!
台湾高雄在住日本人のイッセイです。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
今回は台南にある林百貨をご紹介したいと思います。
林百貨店
台南にある林百貨は1932年、日本人の林方一という方が台南市末広町2丁目(現在の台南市中西区忠義路2段)に作りました。
オープン当時は、台南で唯一のエレベーター付きのモダンな建築物として、地元に人たちからは「俗稱五層樓仔(5階建てのビルの意味)」と呼ばれ親しまれたようです。
しかし1945年、戦争によりに閉店。
戦後は改修され、台湾製塩総工場や塩務警察総隊の事務所として使用していましたが、1980年代以降は空きビルになっていました。
ところが1998年に市定古跡に認定され、所有権は台南市に移され台南市と文化部により改修工事が行われて、2013年1月に改修工事は無事終わり、今の林百貨に生まれ変わりました。
改修の際、空襲によって爆撃された壁などの一部を記録として残しています。
改修には8000万台湾元(現在のレートだと3億円近い金額)かかったそうです。
改修後、公募により高青開発股份有限公司(台南のFOCUS時尚流行館を運営している会社)が委託経営権を取得して、2014年6月14日リニューアルオープンし、現在の林百貨に生まれ変わりました。
現在林百貨では、台湾土産やMIT(Made In Taiwan)グッズなどを販売しています。
林百貨は入場制限がある!?
この日は休日という事もあり、かなりの人が並んでいました。
我々は並んですぐに入れましたが、林百貨に入るには入場制限があるんです!

デジタルカウンターでちゃんと管理していました!
並ぶのはちょっと嫌かもしれませんが、ゆっくりデパート内を見たい人には、混みすぎて見れないということがないのはいいですね!
店内(1階)

1階は台湾土産や食品が販売されています。
ドライフルーツなど、台湾ならではの食料品も多く販売していました。

奥にあるお店で蜂蜜レモンジュースを購入。
4階や5階にカフェがあるのを知らずにこちらで買ってしまいましたが、後日5階にある豆花のお店で休憩しました。
2、3、4階も林百貨ならではの品揃え

行くたびに若干変わっている気もするのですが、基本的には台湾で作られた和風っぽい商品が多いです。

背景を考えず撮影してしまい、わかりづらいかもしれませんが、外食用の箸を二膳購入。
台湾製の商品がほとんどなのですが、こちらの箸は日本製でした。

「林」のマークが入ったコースターやペンケース、手作り感満載の帆布バッグなど可愛らしい商品も販売しています。
当時使用していたエレベーターのドア

これは林百貨のオープン当時から使用していた、台南初のエレベーターのドアです。
現在も林百貨のエレベーターは人気ですが、台南初のエレベーターができた当時は、今とは比べ物にならないくらい人気だったんでしょうね!
こちらの新しいエレベーターも人気ですが、一度に6人しか乗れないためいつも順番待ちしています。
5階

1945年3月1日に受けた爆撃の跡。現在もガラスで保護していて見学することが出来ます。
茂記黑豆花

少し歩き疲れたので、こちらのお店によってみることにしました。
茂記黑豆花は、林百貨店(林百貨潮流店)を含め台南に4店舗ある人気の豆花のお店です。
林百貨店は2017年にオープンしたみたいですね。
甘すぎずさっぱり美味しい豆花でした。
6階

屋上にある神社「末広社」。
こちらも爆撃を受けたようですが、修復されて人気のスポットになっています。
林百貨のエレベーターは、一度に6人しか乗れないのでかなり並んでいました。
この日は遠慮して別の日にエレベーターに乗りましたが、平日などは混雑していない時もあるので狙い目かもしれませんね!
凄く高いわけじゃないですけど、ここからの眺めも素敵でした。
まとめ
林百貨は以前ご紹介した、国立台湾文学館や、孔子廟、知事官邸などが近くにあるので、ぜひ足を運んでみてほしいです。
店内をゆっくり見たり、エレベーターに乗ったりしたいなら平日の方がいいかもしれません。
台南は台湾を代表するグルメを楽しめるところでもあるので、こちらも是非チェックしてください!
林百貨 | |
住所 | 台南市中西區忠義路二段63號 |
電話 | 06 221 3000 |
営業時間 | 11:00-22:00 |
アクセス | 台湾鉄道台南駅から1番、7番バスに乗り「林百貨(中正路)」下車 |
※訪問時の情報です。当ページで掲載した内容が変更してしまっている可能性もありますので、ご了承ください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!