大家好!!
台湾高雄在住日本人のイッセイ(@issei_tw)です。
我是住在台灣高雄的日本人一誠。
わたしの住んでいる高雄は、5月に入っていよいよ夏らしくなってきました。
これから集中豪雨も多くなってきますが、基本的に高雄の夏は抜けるような青空で、かなり暑いんですけど好きな季節です。
本格的な夏を迎える前に、わたしたちは澎湖島と言う台湾の離島に行ってきました。
澎湖滞在中は、ほとんど快晴なのに気温がそれほど上がらず快適に観光が楽しめました。
そんなわけで今回は台湾の離島、澎湖をご紹介したいと思います。
目次
澎湖ってどんなところ?
澎湖は台湾(嘉義)の西側にある海がきれいな離島で、多くの台湾人に愛されているリゾート地です。
観光案内所などに日本語のパンフレットはありますが、今回の滞在中は一人も日本人を見かけませんでした。
台湾在住の日本人なら知ってる人も多いと思いますが、まだまだ日本人には馴染みのない観光地と言えるかもしれませんね。
澎湖は大小約90の島があり現在の人口が約10万人で、そのうち半数以上の人たちが澎湖本島(馬公市など)で生活しています。
見た感じ、主な産業は観光と漁業かなといった感じですね。
ツアーのガイドさんの話だとペットボトルの水なんかは、台湾本島と比べて5元くらい高いそうです。
離島ならではですね。
澎湖本島は4つの島を道路でつないでいて、総面積127平方キロ、正確に計ったわけではありませんが、本島の端から端まで車で大体1時間あればいけるくらいの広さでした。
なので決して広くはないのですが、澎湖本島から船で行ける吉貝島(停電などがあり行けなかった)や、ハートマークで有名な七美島、望安島、虎井島などで観光やマリンアクティビティが楽しめます。
観光を楽しむための移動手段

⬆︎滞在中ずっと乗っていた車。
澎湖に来たら車やバイクがあれば、ほとんどの観光地はまわれると思います。
澎湖ではレンタルバイクが一般的な気がしますが、相方が車がいいというので滞在中ツアーで他の島に行く時以外はずっとレンタカーで移動していました。
別にまけてくれと交渉したわけではありませんが、少し時間を余分にみてくれて3000元で借りました。
バスでどこまで行けるかわかりませんが、澎湖に来たらレンタカーかバイクは必須かもしれません。
ツアーなど予約している場合は別ですが、完全なフリープランなら台湾で運転可能な中国語翻訳文と日本の運転免許証は忘れずにお待ちくださいね。
天気や日焼け対策はどうすればいい?
まだ5月だったからか、高雄もそれなりに日差しが強いので日焼け対策が習慣になってしまっているからかわかりませんが、事前に紫外線が強いということを聞いていたのですが、それほど感じませんでした。
滞在中それほど気温が上がらなかったせいかもしれません。
七美島に行った時にガイドさんが、普通なら5月でも余裕で35-6℃くらいになると言っていましたが、その日の天気予報では最高気温が28℃になっていました。
ですが、日本からいきなりこの時期の澎湖に行ったら暑いと感じると思います。
日焼け対策ですが、やはり台湾に来たら日傘にサングラス、日焼け止めは必須ですね。
サングラスは眩しさを防いでくれるだけでなく、たいていはUVカットが付いていて紫外線から目を守ってくれるので、台湾で晴れの日外に長時間いるような時は忘れずに持っておきたい必需品です。
できればUVカットの薄い長袖やパンツがあればなお良いかもしれません。
あと意外だったのが、澎湖は冬風が強くて寒いらしいです。
澎湖はいつ頃行くのがベストか?

これは人によって様々で、4-6月頃がいいという人もいれば真夏を含めた4-9月頃まででしょと!いう人もいます。
今年(2017年)は4/20から6/22まで計19回花火大会が行われるので、この期間に来れるといいですね!
残念ながら、わたしたちの滞在中はタイミングが合わず見れなかったんですけど、やはり花火大会開催中の4月から6月くらいが暑さ的にもちょうどいいかもしれません。
5月に来ても日本の夏くらいの気温はあるのでもちろん海に入れますし、じゅうぶん夏を感じることはできると思います。
ただサーフィンは夏の方がいいらしいので、澎湖のベストシーズンはしたいことによって変わるかもしれませんね。
サーフポイントの山水ビーチに行っても波はなかったですし、レンタルボードのお店っぽいところを覗いてみも誰もいませんでした。
澎湖の食べ物


澎湖の食事はというと、店にもよりますが基本的に美味しかったです。
麺線は台湾ではポピュラーな食べ物ですが、正直自分から進んで食べることはなかったのですが、澎湖本島の二崁聚落と言うところで食べたのは絶品でした。
上の写真は二崁聚落にある「川七小吃店」で食べた牡蠣と麺線です。
ここの牡蠣も小ぶりですがめちゃくちゃ美味しかったです。
あと、地元の人や観光客に人気のお店・玉冠嫩仙草のゼリーや仙草のかき氷も美味しかったです。
その他サボテンのジュースやアイスクリームも有名なのでいただいてみました。

⬆︎サボテンのアイス
その他、中央街に行けば大体のものは食べられると思います。
澎湖までの行き方

エバー航空(Eva air/長榮航空)の子会社のユニー航空(Uni air/立榮航空)
台湾から澎湖へ行くには飛行機で行くか、嘉義や台南、高雄から船で行くことができます。
今回わたしたちは高雄空港から飛行機で行ってみましたが、フライトはたったの30分でした。
台湾から台湾の移動でも居留証あるなしに関わらず、日本人はパスポートが必要です。
よく考えると、新幹線で行く台北よりもずっと早く澎湖(馬公空港)に行くことができるんですね。
馬公空港(澎湖)


⬆︎意外に広かった澎湖本島の馬公空港。
空港の案内所に日本語のパンフレットがあるので、もらっておくと良いかもしれません。
澎湖はほとんどのホテルや民宿は、空港まで送迎をしてくれると思います。
わたしたちの時も、民宿のオーナーさんが空港まで迎えに来てくれました。
澎湖で宿泊する

澎湖本島(馬公市)にはフォーポインツ・バイ・シェラトン(澎湖福朋喜來登酒店)のような大きなホテルもありますが、今回は民宿・星月小樓さんに泊まりました。
こちらの民宿は、馬公空港から車で5分くらいの場所にあり、レンタカーのお店も車で5分かからないくらいの距離にあります。
民宿と言っても去年できたばかりで全体的にとてもきれいで、日本のペンションみたいな感じです。
滞在中と言ってもたったの2泊ですが、すごくお世話になりました。


1階は民宿のマスコット的な可愛い犬猫がいます。
民宿に着いて早々、オーナー夫妻の奥様が、あまり人が行かないきれいなビーチや、どこをどのようにまわればいいか効率の良い方法もしっかり教えてくれました。
1日目の午後から虎井島という島に行くツアーに申し込んでいたので、それまでに見ておきたいところが結構あったので、効率の良いまわり方を教えていただいて助かりました。



かなり女の子っぽい部屋ですが、わたしが予約したわけではないので誤解しないでくださいね(笑)
部屋もバスルームもきれいで気持ちよかったです!
滞在中と言っても2泊3日ですが、朝から晩まで観光していて本当に寝るだけだったので、オーナー夫妻とゆっくり話をすることもできませんでした。
2日目の朝は、8時出発で七美という島のツアーを申し込んでいたので、朝ごはんもキャンセルしたほどハードなスケジュールだったんです(笑)
おかげで夜ぐっすり寝ることができました。

2日間とも帰りが遅くなってしまいましたが、星月小樓は裏の階段から部屋へ直接行けるので気を使わずに済みます。

今回澎湖旅行でまわった観光スポットのおさらい
振り返ってみると結構いろいろなところに行っていたのがわかります。
今回の澎湖旅行の行程を記載しておきます。個別記事が出来次第、リンクを貼らせてもらいますね!
奎壁山摩西分海

奎壁山摩西分海はトンボロ現象(干潮時に隔てられていた陸地と島がつながる)が見られる澎湖で人気の観光地です。
干潮時には向かいにある赤嶼まで歩いていくことができるんですよ!
澎湖に来たら一度は訪れてみてほしいスポットです。
▼奎壁山摩西分海の記事は下のリンクからご覧いただけます。
⇒澎湖の観光名所・奎壁山赤嶼地質公園(摩西分海)の「トンボロ現象」
澎湖跨海大橋|大菓葉玄武岩

▲澎湖跨海大橋
澎湖本島の白沙郷地区と西嶼郷地区を結ぶ、全長2,494メートルある澎湖跨海大橋。
白沙郷地区と西嶼郷地区の両側に撮影スポットがあります。

▲大菓葉玄武岩
澎湖に来たらこちらも一度は訪れてほしい観光地です。
ここも大型観光バスがひっきりなしに行き来しているので、時間帯によっては混雑すると思います。
二崁聚落

二崁聚落は2001年に伝統聚落保存区に認定された村です。
観光地化されているので、ここもかなりの人がいました。
澎湖の伝統的な家屋を見て楽しんだり、二崁聚落ならではの「二崁傳香」や、杏仁茶、サボテンアイスなどを買う人が多いです。
澎湖天堂路

澎湖天堂路へは、民宿のオーナーに教えてもらって行きました。
ここはまだそこまで知られてなくて観光客も少ないみたいです。

満潮になるとこの道以外海水に覆われて、下の写真のようになります。
▲満潮時の写真
時間帯によってはもう少し水位が上昇するようなので、スレスレの状態だとトンボロ現象みたいに見えて幻想的みたいですよ!
澎湖天堂路へは車よりバイクの方が行きやすいと思います。
虎井島ツアー

澎湖本島から南に船で30分くらいの場所にある虎井島。
レンタルバイクもあって個人で見学できなくはないですけど、初めてならツアーで行った方がいいと思います。
200年以上の歴史ある虎井観音廟を見学したり、夕日や夜景を見たり参加者全員で夕食を食べたり面白かったですよ!
七美島ツアー

馬公市から船で1時間くらいの距離にある澎湖諸島最南端の島です。
澎湖のパンフレットなどに、必ずと言っていいほど写真が使われている、ダブルハート(雙心石滬)で有名な七美島。
他にも大獅や望夫石、島の名前の由来となった七美人塚など見所がたくさんあります。
望安島ツアー
▲花宅聚落(中社村)
望安島は、七美島から船で北に30分ほど行った場所にある小島。
2010年4月に「重要聚落」に指定された花宅聚落(中社村)や、天台山、鴛鴦窟にアオウミガメ観光保護センターなどが主な観光スポットになっています。
天気がいい日に天台山に行くと絶景が見れますよ!
馬公市(玉冠嫩仙草)

澎湖で人気の仙草ゼリーのお店、「玉冠嫩仙草」が南海遊客中心(馬公市)の近くにあります。
地元の人や観光客ですごく賑わっていましたが、店員さんも慣れているので、それほど待たずに食べれました。
山水ビーチ

キレイなビーチで、サーフィンやシュノーケリングなどが楽しめるそうです。
わたしたちが行った時は、波もなく特にマリンアクティビティをしている人はいませんでした。
2日目の夕方と、最終日の午前中に行ってみましたが、海がキレイで人が少ないので、澎湖に来たら是非行ってみてほしいビーチです。
中央老街

馬公市にある中央老街。
曜日や時間も関係あるのかもしれませんが、わたしたちがここに着いた時はお店が半分くらいしまっていたような気がします。
全体的にお店が開いている時間はわからないですけど、中央老街に行く時は早めに行った方がいいかもしれません。
ちなみに近くにある中正路はかなり人が出ていて、夜市みたいな雰囲気でした。
⇒台湾・澎湖(ポンフー)馬公市観光「中央老街」に行ってきました
イカ釣り

澎湖に来たら是非挑戦していただきたいのは夜釣小管(夜のイカ釣り)です。
釣りは全然ダメでしたけど、夜風(潮風)がすごく気持ちよくて、参加してるだけで楽しかったです。
わたしたちの船は全滅でしたが、この日は運良く他の船が釣ったイカを分けてもらい、釣りたての刺身をいただきました。
⇒台湾・澎湖に来たら絶対やってみてほしいイカ釣り(夜釣小管)
風櫃洞

この場所も、澎湖に来たら必ず行っておきたい人気の観光スポットですね。
波による侵食で小さな洞窟ができていて、その洞窟の奥まで波が当たると下からゴォー!!
っとしぶきが上がるんです。
近くに海がやたらキレイで、人が本当に少ないシークレットポイントのようなビーチがあるので、一緒に行くといいですよ!!
無名港沙灘

ここがわたしが見た澎湖のビーチで、一番キレイだったんじゃないかなと思います。
しかも人が全然いないんですよね。
わたしたちは港ではなく、車で良さげな場所を見つけてきましたが、きっとそんなに遠くないはずです。
キレイな海を独り占めできる「無名港沙灘」は、風櫃洞のすぐ近くにあるので風櫃洞まできたらぜひ寄ってみてください!
免稅店(澎坊免稅商店)

澎湖にある免税店の中で、ここが一番大きいそうです。
駐車場も広いし、免税店から少し離れたところに大きな観光案内所もあるので、澎湖の情報収集をするにはいいですね。


1階は澎湖土産ものがメインで、2階にブランド品など販売しています。
わたしは前から欲しかったメンズのバッグと、澎湖のコースター、UVカットのアームカバーを購入。
いつも漢神巨蛋(阪神デパート)でチェックしていたバッグだったんですけど、少し安く買えました。
1階の奥には食事ができるスペースもあるので、ひと休みできますね。
▲相方が注文した麺線。
少し分けてもらい、わたしも食べみましたけどやっぱり美味しいです。
嫌いじゃないんですけど、麺線は普段全くと言っていいほど食べないので、余計新鮮でおいしく感じたのかもしれません。
これで澎湖のイカの麺線はしばらく食べ納めです。
▲久しぶりに買った免税品と土産。
クーラーも効いているので、結構地元の人も涼みに来ている感じでした。
まとめ
いかがでしたか?
今回は2泊3日でしたけど、澎湖の色々な場所に行けて大満足でした。
ただ滞在中に人気の離島の一つ、吉貝島が大規模な停電や事故などで行けなくなってしまっていたので、そこに行ければ自分の中で完璧だったんですけど、次のお楽しみにとっておきます。
その時は観光巡りを少し削って、シュノーケリングや波があればサーフィンなど、マリンアクティビティにも挑戦したいです!
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
謝謝讀到最後!!